セックスレスに苦しむAさん(26歳男性)の場合

更新日時:2015-09-29

本日は、現在進行系でセックスレスに苦しんでいるというAさんの話をします。

AさんはWeb制作会社に務めており、半年前の結婚を機に、アルバイト雇用から正社員になったばかりの中途採用社員です。

社員になったと言えど、基本的にはアルバイト時代のスキルを活かして日頃の作業はこなせますが、立場が変わることで、人事に携わったり、リーダーシップを発揮したりなどで、今までよりも大きな責任を感じるようになりました

Aさんのセックスレスの原因は、この”仕事””結婚”にあります。

Aさんのセックスレスの原因

Aさんは若く、フリーターという状況での結婚でしたが、できちゃった婚ではありません。真面目に愛し合っての結婚です。

そして結婚と同じタイミングで就職したわけですが、この、「結婚」と「就職」という2つの状況が、Aさんにプレッシャーを与えてしまったのです。

まず、Aさんは扶養義務を持つようになったのですから、常に家庭の事を考えないといけません

父の重みは私には分かりませんが、結婚歴の長い男性によると、これは慣れるまで相当苦痛だそうです。

そして、仕事の方ももちろん忙しくなります。しかし、Aさんを苦しめたのは、”忙しさ”ではなく”作業の重さ”でした。

まず、Aさんは今まで指示される側の人間だったので、急に人を使う立場になっても、何をどう伝えればいいか全くわからず、そもそも「部下」ができたことに対して戸惑っていました

さらに、人事面でも、そんな部下の評価をくださないといけないという事にプレッシャーを感じ、次第にストレスが溜まっていきました

当然、リーダーシップという点でも未熟で、部下はAさんを全然慕ってくれず、上司からの圧力も段々と強まってきました

Aさんのセックスレスの原因は、このように幾重にも重なったプレッシャーにより発生したED(勃起不全)が原因でした。

結婚する前の同棲生活

Aさんは、籍を入れるまでの2年間は、奥さんと同棲をしていました。

一般的には、同棲を長く続けるとお互いに飽きてセックスレスになると言われていますが、Aさんの場合はむしろ盛んな方で、結婚するまでは週に2回は行っていたそうです。

結婚する前は普通にセックスをしていただけに、奥さんは傷ついているかもしれません。

壊れつつある夫婦関係

実際に、新婚時よりも夫婦の会話は減少し、家で一緒に過ごす時も黙ることが増えたそうです。

それだけでなく、休みの日のデートの回数も減り、一緒に過ごす時間自体が少なくなってしまいました。

夜は同じベッドで寝ているそうですが、お互いに誘うことはないそうです。

Aさんに襲い掛かる罪悪感

新婚時の数週間が幸せだっただけに、妻に対して酷い罪悪感があるそうです。

家族サービスもしてやれない

家にいても仕事の重圧やプレッシャーを思い出し落ち着かない

そんな心理状態だからお腹も減らないし、性欲も湧き起らない

正直なところ、我々の見立てではAさんは病んでいます。

・自分の仕事のことを話す

Aさんの仕事の事情を奥さんに話してみるのもいいかもしれません。

Aさん夫妻は既に会話が少ない状況があるそうなので、コミュニケーションを取る必要があります。

もしかしたら、奥さんはAさんが会社でこんなに苦しんでいることを知らないかもしれません。

その話をしてみると、奥さんは意外と理解してくれるかもしれませんし、反対に、自分の感情をぶつけにくるかもしれません。

どちらにせよ、次のステップに進む為には必要なことです。

・休職する

リーダーシップというのは突然養われるものではありません。

不慣れな人が年功序列で管理職に就き、チームをめちゃくちゃにするというケースは珍しくありません。

場合によっては、感覚的に優れたリーダーシップを発揮する人もいるようですが、そんな方は、学生時代に後輩が何人も付いてくるような、生まれつきリーダー資質を持った人です。

基本的にはそんな人は少ないため、大学で学んだり、リーダーシップ論を勉強したりなど、そんな人が就くべき役職です。

Aさんは正に、何も知らないリーダーという状況なので、今の流れは、会社的にも望ましくないと言えるでしょう。(育成しない会社側にも問題がありますが)

ですので、思い切った判断ではありますが、数週間休職し、ストレスが無い状態で、リーダーとは何か、人を扱うとは何かを勉強してみるといいかもしれません

また、家族サービスを行うきっかけにもなります。

・奥さんの本音を聞いてみる

もちろん、私たちはAさんから話を聞いているので、Aさん視点でしか判断できません。

Aさんは、「自分が原因でセックスレス状態にある」と信じていますが、もしかすると、奥さんは奥さんで「私が原因かも?」と思っているかもしれません。

この手の誤解は、経験者ならわかると思いますが、本当に良くあります。ビジネスシーンでも多くあります。

その為にも、まずは思い切って奥さんの話を聞いてみるといいかもしれません。

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