多汗症の種類と原因、対策方法

暑そうに右手で服をパタパタさせ、左手で自分の顔を仰ぐ女性

手や足、顔から汗が止まらない。

不快感がすごい。

ニオイが気になる・・・。

「多汗症」で悩んでいる人は、75人に1人はいると言われています。

そんな多汗症に悩んでいる女性、または男性の解決策を紹介していきます。

多汗症のメカニズム

多汗症には2種類あります。

まず、一般的に「汗っかき」と呼ばれるもので、これは病気ではありません。

例えば、太っている方は通常体系の人より汗を良くかくと思いますが、それは代謝を促しているだけで、至って健康的な状態です。

もう一つは、交感神経が上手く機能しないことにより、体温とは関係なく異常に発汗されることを言います。

また、緊張や不安など精神的な面が安定せずに異常に発汗する場合もありますが、基本的には、”身体機能の失調”で汗をかくことを多汗症と言います。

つまり、「交感神経の失調により異常に汗が出てしまう」というのが多汗症のメカニズムです。

多汗症の原因

実は、多汗症にはハッキリとした原因がありません

一般的には、緊張や不安などで大量の汗をかくことは多汗症とは言いませんが、その汗の量があまりにも多かったりすると多汗症として認められるケースもあります。

多少大雑把になりますが、多汗症の原因として考えられるものは以下の5つです。

①ストレス

ストレスは全ての病気に繋がっているので、多汗症の原因としても考えられます。

ストレスが主な原因であれば、汗をかくことで更に不安になり、ストレスを感じ、多汗症が悪化する・・・という負の連鎖に陥ることもあるでしょう。

②ホルモンバランス

男性ホルモンには、汗を促す作用があります。

更年期などでホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが異常に分泌され、汗をかきやすくなってしまう可能性があります。

③遺伝

恐らく、ほとんどの多汗症が遺伝によるものです。父母のどちらも多汗症ではなかったとしても、自分が多汗症になってしまう可能性もあります。

それでも先天的なものなので遺伝と呼びます。

④別の病気

何か別の病気を患っており、その病気が原因で自律神経や交感神経などが失調している可能性もあります。可能性が高い病気として「糖尿病」があります。

⑤生活習慣

これは全ての病気・不調に言えることですが、食事の不摂生運動不足など、生活習慣の乱れが多汗症に繋がっている可能性もあります。

多汗症エピソード

エピソード①握手が恐い

日本では初対面の方と握手をする習慣が無いので楽ですが、何かのノリで友人らと握手やハイタッチをすることがあり、その時に抵抗があり、思いっきり相手に触れるすることができません

(20代女性)

私は手汗をかくタイプで、男性の方と手を繋ぐことが出来ません

(20代女性)

エピソード②化粧がすぐ崩れる

顔からの発汗がすごくて、夏場はほぼノーメイク状態です。

太っているわけではありませんが、太っている人よりもエアコンを効かせ、自分でも「寒い」と思うまで冷やさないと汗が止まりません

(30代女性)

どんなに”汗に強い!”と評判のファンデーションを使っても、崩れ方が多少マシになっただけで全然使えません。

(20代女性)

エピソード③自分のニオイが気になる

やっぱり汗は老廃物なので、かけばかく程周りに迷惑をかけてないか気になります

(30代女性)

足からすごく汗がでます。靴を抜いだ時のニオイがヤバイです。

(20代女性)

多汗症の対策方法

脇の汗・ワキガの対策

脇汗抑制には「ボトックス注射」が効果的なようです。

ボトックス注射は、本来ならシワ対策などの美容整形に用いられる技術ですが、脇の下にボトックスを注入することで汗の分泌を抑えることができます。

値段的には10万円程度が相場のようですが、場所や種類によってまちまちと言ったところです。

足の多汗症の対策

足の多汗症は、水虫、足のニオイ、蒸れによる不快感などにも繋がる、とてもとても悩ましい症状です。

足の多汗症には、「イオントフォレーシス療法」というものが効果的です。

イオントフォレーシス療法は保険適用の治療で、両足を、微量の電流が流れている水の中に20分程浸けることで改善します。

週に1~2回の通院が必要で、症状が出なくなってからも、2~3週間に1回は治療を受ける必要があり、1年程度で根治(症状が根絶すること)できるようです。

詳しくはこちらをご覧ください。

「イオントフォレーシス療法」のGoogle検索結果

全体的な多汗症に効果的な対策

中盤でチラリと解説しましたが、多汗症の主な原因は「不明」です。

しかし、ストレスが一番の原因ではないかと考えられています。

実際に、緊張したり、不安になることでドバっと汗をかいてしまう人は、あきらかにストレスが関係しています。

あなたは、「普段は気にならなかったことが、気にした瞬間急に恥ずかしくなった」という経験はありませんか?

恐らくほとんどの方があると思います。

多汗症も同じです。ある瞬間から急に気になりだし、気が付くとずっとその事ばかりを考えてしまい、結果的に楽しめることも楽しめなくなってしまいます。

気にさえしなければ、感じるストレスも少なくなり、多汗症の症状も和らぐかもしれません。

例えば、全く同じ度合の多汗症を患っている方が2人いるとします。

一人は、多汗症の事をずっと気にして、その事ばかりを考えながら生きています

しかしもう一人は、基本的には多汗症のことを忘れて、楽しいことは全力で楽しんでいます

実際にこの両者では、症状の度合いに変化が現れます。前者はいつも多汗症という症状にストレスを感じています。そのせいで多汗症の症状は酷くなります

しかし後者は、そんな事など気にも留めず楽観的に生きているおかげで、症状が緩和しています

もちろん、後者の方でも「汗いっぱいかいてるね」などの何気ない一言によりストレスを感じてしまうかもしれませんが、実際に上手く多汗症と付き合っていくのであれば、受け入れて、楽観的になることは必要不可欠です。

というより、地球上の人々は皆、何かしらコンプレックスを患っているわけですから、凹もうが傷付こうが前向きに捉える必要があるのです。

まとめ

改めて読み返すと大変なスケールになっているなと思いましたが、多汗症の解決の答えとして立派なものだと、我ながら思います。笑

正直なところ、私は多汗症ではありません。

だから「多汗症でも無い人が”前向きに捉える”とか言っても説得力がない!」と思われるかな、と思っています。

でも、「全ての原因はストレス」と言うのは科学的に証明されているのだから、そのストレスを少なくするように工夫するのは、大事なことなんじゃないかなと思います。

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